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新垣家

歴史

新垣家住宅は、那覇市壺屋に所在する陶工の住宅で、1974年まで陶業を営んでいた。約400坪の屋敷内には、赤瓦を連ねた主屋、作業場、離れ、登窯(のぼりがま)や石造の「フール」(豚小屋兼便所)、石垣などが残っている。現在、公開日には敷地の一部を見学することができる。

基本情報

フリガナ
アラカキケジュウタク
所在地
902-0065 沖縄県那覇市壺屋1-28-32
電話番号
098-862-3761 那覇市立壺屋焼物博物館
営業時間
公開時間 13時~17時
公開日  金・土・日・休日(一部除く)
休日
※臨時休・年末年始休(12月28日~1月4日)あり
 月~木(ただし、休日に当たる場合は公開)
駐車場
なし
アクセス
ゆいレール牧志駅下車徒歩約10分、壺屋バス停から 徒歩約 1分

付随情報

学術的詳細
文化財(国指定建造物)指定年月日:平成14年12月26日
新垣家住宅は、那覇市壺屋に所在する陶工の住宅で、1974年まで陶業を営んでいた。約400坪の屋敷内には、赤瓦を連ねた主屋、作業場、離れ、登窯(のぼりがま)や石造の「フール」(豚小屋兼便所)、石垣などが残っている。中心となる主屋は明治中期までに建築されたと考えられます。新垣家は琉球王国時代、1682年の壺屋統合の頃に読谷から移住してきたと伝えられており、代々親雲上(ペーチン)の称号を有し、壺屋陶業での中心的役割を果たしてきたと考えられている。屋敷は南向きで、通りに面する南面と西面を石垣で築いている。門口に立つと東側には離れ、西側には屋根の上に「チブルシーサー(頭部だけのシーサー)」を据え付けた作業場がある。入口からなだらかな石敷きを上ると正面に「ヒンプン」(塀)が設けられ、奥には主屋があり、その東側に登窯、西側に「フール」(豚小屋兼便所)を配している。主屋は、「ウフヤ」と「トングワ」が一体となった造りで、「ウフヤ」は6畳の一番座に床、8畳の二番座に仏壇を構え、裏座が設けられており、台所の「トングワ」には、煉瓦積の竈が設けられている。作業場は作陶のための施設で、離れも、もとは作業場として使われていた。登窯は通称「東ヌ窯(アガリヌカマ)」と呼ばれ、全長約23m、幅約4mで最上部にある排煙口を除く窯全体が赤瓦の屋根で覆われている。新垣家住宅は、伝統的な壺屋陶工の住宅形式を知る上で唯一現存する貴重な建造物である。
情報引用元
那覇市文化財課、『那覇市の文化財』、2021年