円覚寺放生池石橋勾欄
イベント史跡歴史神社仏閣首里城公園
放生橋は、円覚寺(えんかくじ)の総門から境内に通ずる池に架けられた小さな橋。尚真(しょうしん)王の時代、1498(尚真21)年に造られた。
基本情報
- フリガナ
- エンカクジホウジョウチイシバシコウラン
- 所在地
- 903-0812 沖縄県那覇市首里当蔵2-1首里城公園内
- 電話番号
- 098-886-2020 沖縄美ら島財団首里城公園管理部
- 営業時間
- 4月~6月/8:00~19:30
7月~9月/8:00~20:30
10月~11月/8:00~19:30
12月~3月/8:00~18:30 - 休日
- なし
- 料金
- 無料
- 駐車場
- 有料駐車場あり
- アクセス
- 龍潭通り 当蔵バス停より徒歩2分
- URL
- http://oki-park.jp/shurijo-park/
付随情報
- バリアフリー
- 学術的詳細
- 文化財(県指定美術工芸品・彫刻)指定年月日:昭和31年1月14日
放生橋は、円覚寺(えんかくじ)の総門から境内に通ずる池に架けられた小さな橋。尚真(しょうしん)王の時代、1498(尚真21)年に造られた。この橋の親柱には、獅子の彫刻が並んでいたが、沖縄戦による戦災を受け現在はその一部が残されるだけになっている。勾欄羽目(こうらんはめ)には、獅子、鶴、亀、鹿、鳳凰(ほうおう)、梅、牡丹(ぼたん)、蓮華などが彫られ、全体に豪放で精緻(せいち)な彫刻。獅子の彫刻は沖縄独特のもので、親しみのある表情をしている。石材は中国から渡ってきた輝緑岩を使用。この石橋は戦災を免れ、琉球政府博物館に保存されていた。1958(昭和33)年特別重要文化財に指定されたあと、1969(昭和44)年に円覚寺総門と放生池が復元された機会にもとの位置に移された。